慶應義塾大学攻略情報!文学部【合格最低点・倍率・傾向】
武田塾茂原校の原田です。
今回は慶應義塾大学の大学受験情報についてお話しします。
慶應義塾大学の入試では学部によって問題傾向が変わってきます。 受験を考えている学部に合格するためにどのような勉強をしていくのかが大切です。
そのために各学部の傾向を知り、その対策を立てていきましょう!
今回は慶應義塾大学文学部についてです。
慶應義塾大学
文学部
≪文学部の入試動向≫
・人文社会学科
入試方式 英語・社会1科目(日本史・世界史)・小論文
配点英: 150点、社:100点、小論:100点
満点 350点満点
志願者 4,089人
受験者 3,702人
合格者 933人
実質倍率 3.3倍
合格最低点 206点/58.9%
≪慶應義塾大学文学部の入試傾向≫
・英語
試験時間120分 配点150/350
✅大問の構成
筆記 1.長文
✅傾向
辞書の持ち込みが可能という珍しい試験。1つの長文でさまざまな問題を解いていく。
辞書持ち込みとはいえ、慶應の他学部で文章が読めるレベルの単語力は持っておきたい。
要約や英作文も出題されており、対策は国立の受験に近い。
文章の難易度は非常に高く、読み慣れていないと日本語でもわからないという可能性がある。抽象度の高い文章に読み慣れておくことと、文章の要約などを行い、内容を把握する練習をしておこう。
辞書の使用が許可されているだけのことはあり、単語も分からないものが出てくる可能性が高い。とはいえ、わからない単語全てを辞書で引くことは避けたいため、「速読英単語 上級編」などで単語が分からない文章を周囲の内容から推測する練習をしておくとよい。
長い長文のため、読解力勝負に一見見えるが、記述を含めた総合力勝負の入試なので、分野別の対策は怠らずにやっておこう。
・日本史
試験時間60分、100/350点
✅大問の構成
1.選択 2.選択 3.記述 4.記述・論述 5.記述・論述
✅傾向
大問5題の出題で、解答個数は約60個である。設問形式は、2題が空所補充を中心とした選択法、1題が空所補充の記述法、2題が空所補充や下線部の設問による記述法と100字前後の論述法が2問程度である。 全体としては標準レベルであるが、一部で難問がみられる。時代別では、原始~現代まで幅広く出題される。分野別では、文化史の出題が例年多くみられる。また政治史と外交史の出題の割合が高い。史料問題は、大問4と5で必ず出題されている。初見の史料が多い。史料に関連した論述問題では、用語暗記にとどまらない歴史理解や、史料の読解力が要求される。設問の要求を把握し、必要場内容を考えることが論述問題を解答するときに重要である。また用語を漢字で正しく書けるようにしておくこと。学習の際には、教科書に加えて用語集や史料集を用い、歴史の流れや背景の理解に努めよう。
・世界史
試験時間60分 配点100/350
✅大問の構成
筆記 1.記述問題 2.記述問題 3.記述問題 4.記述問題 ※年度による変化あり
✅傾向
例年大問4題の出題で、記述式が中心である。 記述法主体で、ほぼ教科書レベルで問題が作成されている。ただし、正解となる歴史事項は標準的なものであっても、それを求める過程が難しい問題や、教科書レベルといっても用語集などを注意深く見ていないと解答できない問題も出題されることがあるので、注意が必要である。 出題内容は、地域別に見てみると、西洋史が大きな割合を占めるが、一部にアフリカ史を含む西洋史の出題もあり、地域的に偏らない学習を心がけることが大切である。 西洋史以外では、中国史が頻出で、大半を占める一方で、東南アジア、トルコ、アフリカ、中央アジアなど盲点になりがちな地域が大問で取り上げられているので、注意が必要である。そういった点で、西洋とその他地域の関わりについてきちんと気を配っておくべきである。 時代別には、最近は近代スポーツとオリンピックの歴史など、一定のテーマについて時代をまたがって問うテーマ史の出題が見られ、そのテーマのユニークなものもあり、例年古代から近現代まで幅広い知識が求められている。現代史は、大問で取り上げられることは稀であるが、小問での出題はあり、現代的関心を踏まえた出題も見受けられる。 分野別では、近年は文化史・宗教史が要注意の分野で、史料問題が毎年のように出題されているので、さらに、内容が細部にわたり、注意が必要である。
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